昨年の朝は非常に寒く、半袖半ズボンで会場入りしたのはいいが、暖房中の車の中から出られないという大失態をしでかした前田氏。
今年は万全の準備を整え、会場入りしたが…今年の会場は夏でした。
さて、今回のメンバーは
Aの部に、興梠・山口ペアと中根・角ペア。
Bの部に西山・西ペアと上坂・若城ペア、野田夫妻ペア、前田夫妻ペア、押川親子ペア
の全7ペアが参加。
毎度おなじみで飽き飽きしてるとは思うが、
「今日一日、西さんを独占できるなんてうれしいね~!おじさん今日は頑張っちゃうよ~!」
と約1名テンション上がりまくりの方がいらっしゃった。
取り合えず、参加ペアが多すぎて、全試合を見るのはとても無理。
興梠・山口ペアは予選あがるだろうし、Aの部の試合は奥のコートであるので見に行くのが面倒くさい。まあいいや。
とりあえず、Bの部の試合だけでも…と思っていたのが甘かった。
Bの部は5つのリーグに分かれていたが、全てのリーグにわいわいG熊本メンバーが1ペア入っている状況。
常に誰かが試合をやっているような状態。それに加えて…後述。
まず、自分的に当然注目の前田夫妻ペア。
前田氏のペアは当然ド素人。
この試合は1対2なのか、それとも1対3なのか。悲壮な覚悟で試合に臨む。(去年は前田・西ペアで1対3で試合した…。)
相手は既に1敗。後がない。
人吉から参加していらっしゃるので、当然手ぶらでは帰れないとういう意気込みを感じる。
ミックスダブルスBの部の暗黙のお約束がある。
・初心者等に今後のトラウマになるような激しいボールを打たない。
・女性へアタックや厳しいボールを打たない。
しかし、これらは長くミックスダブルスのBの部へ参加している人が、大会を楽しむためにこのようにしたほうがよいと経験上勝手に思っているだけで、強制力もなければそもそも知らない人も多数いる。
そして、前田夫妻ペアは暗黙のお約束を知らない方と対戦した。
相手は男性が後衛。
序盤こそ、ラリー勝負で展開していったが、前田氏の圧倒的なラリー力の前に、相手男性は徐々に素人攻撃を始める。
えげつない攻撃ではなかったが、当然のようにポイントを失い、劣勢になっていく。
しかし、前田婦人もサービス・レシーブとも何とか返すことが出来るボールもあり、もつれながらなぜかファイナル勝負となる。
残念ながら、ファイナルでは婦人攻撃のフォローまで防御範囲を広げていた前田氏、足元もふらふらで集中力も喪失。肉体的にも精神的にも力尽きる。
3-4で敗退。
そしてスタミナ切れ。他の試合を見る余裕は既に無くなった。
岩下さんや久富さん他本部運営スタッフ数名より、見ていて非常に楽しかったとのお言葉有り。そう思うならばBの部には通常の表彰の他にベストカップル賞でも作ってもらいたい。受賞する自身はある。ライバルは西山・西ペアぐらいのもんだ。
2試合目は帯山の田代さん。
試合前に婦人の素人アピールは充分すぎるほどに行っていたので、婦人に対して無茶な攻撃は行ってこないだろうと予測。
しかし、田代さんは前衛、必然的に相手女性の投野(なぎの)さんは後衛のため、厳しいボールは打てない。
あっという間に0-3、でもこのまま終わると婦人がつまらなかった等と言い出しそうなので、なんとしても1ゲームくらいはと思い婦人に「頑張ろう」と声をかける。
…
「疲れたからもういいや。」
…
心が折れました。
0-4で敗退。
試合中婦人のご機嫌を伺いつつ盛り上げるため、終始笑顔で試合をしていた前田氏。
試合後、顔のホホの部分が筋肉痛になってしまっていたのは多分誰も気付かなかっただろう。
さて、他のチーム。
Aで出場の中根・角ペア。
初戦浦川さん達が相手、
中根さんに浦川さんがどれほど凄いプレーヤーなのか伝えプレッシャーをかける。
0-4で敗退。
2戦目も浦川さん達を破ったペアに0-4で敗退。
角君曰く、「うちのブロックは厳しすぎ。相手が悪かった。」とのこと。
リーグを突破したペアは次の試合4-2でベスト4進出も準決勝0-4敗退。破って決勝に進んだペアも決勝で0-4敗退。
角君。世界は広いんだよ。行け3000段。
Bで出場の野田夫妻。
奥さんは当然前田氏婦人よりも上手なのだが、普段やっている方とは大幅な力の差がある。
普段の野田君も良く走るが、この日の野田君はさらに走りまくっていた。
この姿に共感を覚え、涙を誘う。
結果は2-4と1-4の2敗。
試合後、楽しめたかと尋ねると、「いや~、楽しめませんでした。せめて3-4、3-4ぐらい行かないと楽しくないですよね~。」
って、そこ?負ける事前提?
せっかく頑張っていたのだが、その姿は野田婦人の後ろで繰り広げられている。
婦人にその孤軍奮闘ぶりが少しでも伝わっていたのなら、夕飯のビールは5割増しで提供されるであろう。でなければ…。
同じくBの上坂・若城ペア。
残念ながら0-4と1-4の2敗。
上坂君が後衛の時点で期待は出来なかったのだが、やはり駄目だった。
上坂君も試合前、もし上手くいったら後衛転向だとのたまっていたが、試合後はやっぱり後衛は無理ですと、胸を張って後ろ向きな発言をしていた。
無理行って参加してもらった事に感謝する。
試合は全く見て無かった。すまぬ。
親子でBに参戦。押川親子。
4チームリーグで、0-4、0-4、3-4と敗退。
初戦、押川父、後ろで勝負するも歯が立たず、前に出て勝負。
随所に好プレーを演出するも、競ったゲームをものに出来ず。
ひなかちゃんも頑張っていたが、若干安定性に欠けたか。
前田夫人曰く、ひなかちゃん女の子らしい試合をするようになったね、との事。
どういう意味だろう。良くなったのか、悪くなったのか。
とりあえず頑張れ。
あと、もう中学生になったのに「けんぐん元気クラブ」でエントリーしてしまった。
お詫び申し上げる。
Aで参戦、優勝も狙えると勝手に期待していた興梠・山口ペア。
初戦で熊本大学の俣崎君を4-0で破り、勢いに乗ったところで2試合目。
もつれまくってファイナル5-7で敗退。対戦相手は3位。
どうやら初戦で活躍しまくっていた山口さんを、序盤で徹底的に潰しにかかられたとの事。
山口さんが狙われるようなボールを打った興梠君が悪い!という事にしておこう。
ま、本人たちは楽しそうで合った。
そして最後は当然西山・西ペア。Bで参戦。
序盤のセクハラにもめげず、西さんが好調。
空振りは3回までとのノルマを課していたが、本大会0だったそうだ。成長のあとが伺われる。
というか、M?Mだったの?
初戦4-3と見事な勝利。その後リーグ優勝したペアに0-4と敗退し、予選敗退は決していたが、西さんと戯れられる最後のチャンスとばかりに男・西山は燃えていた。
結果3-4と力尽きたが、大健闘。
ペアを盛り上げ、力の限り戦った西山氏と、それにこたえ、胃液を逆流しそうになるほど体力の限界まで戦った西さんにミックスダブルスの真髄を見た。
西山・西ペアのリーグは2~4位が直接対決がそれぞれ1勝1負、かつ全て4-3と並び、最後はポイント差での順位決定となった。
結果は見事4位!…期待を裏切らない。
今日は結果は振るわなかったが、ミックスダブルスをみんなに楽しんでもらおうとの配慮からか若城愛ちゃんが、ペアの写真を撮影してみんなに送っていた。
撮影してもらった自分たちの写真を見て見ると、いい写真なんだがいかんせん試合後で汗だくのため…汚い…。
しまった。早く確認してもう一枚取ってもらえば良かった。
ということで写真を掲載しようと思っていたが自主規制の対象となった。
全体として興梠・山口ペアのみ予選リーグ2位、他全て最下位と結果としては全く振るわなかったが、楽しむ事が目的の大会。
充実した大会となった。
とりあえず暑かった。