H24/11/18 第24回七城ふれあいスポーツフェスティバル一般ソフトテニス大会(メロン杯)

穏やかな日差しが窓のカーテンの隙間から漏れる。
布団の中で目が覚めると同時にサーッと寒気が襲う。
決して寒いわけではない。
原因は、目覚ましが鳴っていないのに目が覚めたこと。
寝起きとは思えない動きで枕もとの携帯をつかみ時間を確認する。
7時45分…。

慌てて田端氏に電話する前田氏。

「すまん!今起きた!」

田端氏との待ち合わせ時刻は7時30分。既に15分オーバー。

「すぐ行くから!」

田端氏に待たされる事はあっても、待たせた事は記憶に無い。
プライドがズタズタにされたような気分だったが、ココは冷静に準備して待ち合わせ場所に急ぐ。

田端氏と謎の女性と子供を車に乗せ、途中で松村氏を拾う。
自身で設定した会場の集合時間には到底間に合わない。
既に到着しているであろう吉田氏に遅れる旨を伝え会場へ向かう。

集合時間の5分後、作田氏より今着いたとの電話が入る。
吉田氏以外全員遅刻。
すまない!「やっぱり猫が好き!」な、おじさん。(以下猫おじさん)

前日、参加賞のゼリーは要らないから!と家族に言われていた前田氏。
今回の参加賞は羊羹。味はメロンとイチゴとキンカン…微妙。

 
※ちなみに翌日イチゴ味を長男が試食…「イチゴジャムみたいで美味しい!」
 続いて次女が「本当にイチゴジャムみたい!」と全部たいらげる。
 その後、遊びに行っててイチゴ味にありつけなかった長女が一言。

 「イチゴジャム食べたかった…」

 …えっと、イチゴジャムなら冷蔵庫に入ってますが…。

 因みにキンカンは不評。メロンは本日試食すると言っていたが…。
 

さて、大会はエントリー15チーム、内大会が延期になった影響で3チームが棄権。総勢12チームの参加となった。
組合せは3チームのリーグ戦が4ブロック。その後各ブロックの同じ順位のチーム同士で再度トーナメント戦を行い賞品のメロン目指し戦う。
メロンがもらえるのは各リーグの優勝チームと2位~4位トーナメントの優勝チーム。

今回はわいわいGも延期の影響で人数が揃わず、男性は作田・猫おじさん・前田の3名に負傷の服部に代わりの松尾さんのさらに代理の田端氏。
女性も杉下・西ペアが都合が合わず参戦できず、江口・松村(壮年)で参加しようとしたが、江口さんも既に入れていた予定の変更がきかず、松村氏のみとなり、OPEN参加の予定で臨んだ。

今回参加チームの強豪はTeamUD junior・TeamUD・SクラブA・SクラブBが主なところ。
抽選でAブロックにSクラブA、BブロックにTeamUD junior、DブロックにTeamUDとSクラブBが入り、前田氏が狙うのはCブロック。
抽選が進むにつれ、Cブロックに菊(菊池クラブ)とウエスト(Westスチームボーイズ)が入り残り1枠となるが、持ち前の強運で何とか残り1枠を掴み取る。

試合が始まり、初戦は「菊」
こちらの5名に対し、相手は8名。
開始前、「菊」の中ボス田畑さんに1名下さいと伝えたところ、「いいよ、でもオープンはオープンだからね~」だって。
心は広いがケツの穴は小さいらしい。

1番手は作田・前田ペア。難なく勝利。

2番手はお借りした笑顔が素敵な若い女性「Unknownさん」と松村氏のペア。
1番手の試合中はベンチで積極的に松村氏がUnknownさんに話しかけ、Unknownさんは嫌そうな顔もせず、笑顔で面倒くさい会話の相手をしてくれていた上、試合中も積極的にペアを盛り上げてくれていた。が、当の松村氏はゲーム中は借りてきた猫のように沈黙。(注:この猫は猫おじさんもあまり可愛いとは思ってないらしい)
試合中ブツブツ言ってる松村氏。何を言ってるのかと思いきや、「今のはもう少し下がってないといけなかった。」とか本気でプレーに集中している様子。少し見直した。
この試合は松村氏もいい所ナシで敗退。若い女性3人に囲まれて本来ならばとても楽しい試合で、松村氏も本領発揮のシチュエーションなのだがしっかり悔しがっていた。

3番手は猫おじさん・田端ペア。
田端選手、酒が足りないせいかダブルフォルトも連発。ペースを全くつかめないまま残念ながら敗退。
最近真面目に試合前日酒を断っているらしい。しかし、長年培ってきた酒におぼれたテニスはそう簡単には変えられない。
やはり基本(酒)は大事な様だ。

2試合目はウエスト。
この試合から、陽気な中ボス事、菊池郡市の田畑さんが正式に助っ人として参戦。

1番手、作田・前田ペア。
対戦相手にあの後衛が登場!
一球目、作田のサービスのレシーブをカットで前衛オーバー。作田氏ビビる!
でも勝利。

2番手、陽気な中ボス・松村ペア。
さすがおじさん同志。陽気な中ボスが上手に盛り上げて試合を楽しくすすめる。
松村氏は相変わらず真剣に無口で試合をすすめるが、今回はボレーも冴え、サービスも若干のダブりがあり本人は不満そうだったがいいサービスが入り、ストロークもしっかり返球できていた。
接戦だったが見事勝利、陽気な中ボスの力がもちろん大きいが、松村氏もデビュー3戦目とは思えない良い試合であった。

3番手は猫おじさん・田端ペア。
二人とも本来の調子は全く無いが、とりあえず勝利。

これで1勝1敗で2位トーナメントに進出。

2位トーナメント1回戦。
相手はTeamUD。

我々が書きこんだオーダーを見ながら自分たちの出す順番を決めるUDの選手たち。
全勝の作田氏が非常に怖いらしく、大将を3番手にすえた。

1番手、作田・前田ペア。
相手は自称当てゴマ。そのはずが、自称当てゴマに先ず2ゲームダウン。
仕方ないさ。作田VS前田&相手ペアなんだから。
それでも勝利する作田選手はやはり凄かった。メロンが好きというだけの事はある。

2番手は陽気な中ボス・松村ペア。
1-④で敗退だが、取った1ゲームは対戦相手の(Sクラブ)三浦さんの優しさだった。
松村氏が惚れないか心配だった。

3番手はいまいち調子の出ない猫おじさん・田畑ペア。
相手の破壊力のあるシュートボールに田端氏のラケットは弾かれ、ミスも相まって2ゲーム目までは良いトコ無し。
しかし、3ゲーム目、猫おじさんが目覚めた。
…でも田端氏は目覚めない。
接戦の末、3ゲーム目を奪取し、盛り上がるベンチ。
勝負の4ゲーム目。
猫おじさんの低い位置からのカウンター気味のシュートボールが、相手と互角以上の戦いを生む。
非常にいい形で、展開したが僅差でゲームを落とす。しかしまだこれからだ!
5ゲーム目からの逆転の準備を整える。
そして迎えた第5ゲーム。
2ポイント目…猫おじさんのダブルフォルト。だが流れはまだこちらにある。
3ポイント目…田端氏のダブルフォルト。もう流れはこちらには無い。
1-④で敗退。
だが、確かに猫おじさんのプレーは、長いトンネルから…頭は隠れているが、お尻くらいは出たような感じである。

残念ながらまたしてもメロンは遠かったが、来年は更なるくじ運と戦力をもって、必ずやメロンを持ち帰ると猫おじさん達は誓うのであった。

因みに松村氏にはやはり前衛は難しそうである。まあ、今まで満足なラリーが出来なかった為前衛にしていたが、若干ながらラリーが出来る様になったこともあり、今後は後衛として育てるかという話になった。

それから、陽気な中ボスこと、菊池郡市の田畑さん。
ご協力本当に有難うございました。
もうすぐ勇者との対戦でしょうか。頑張って下さい。

H24/11/18 第24回七城ふれあいスポーツフェスティバル一般ソフトテニス大会(メロン杯)」への3件のフィードバック

  1. てか、お尻からってことは
    後ろ向きにトンネルから出て来るのだな( ̄▽ ̄)b

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