ソフトテニスシーズンはこの大会から始まる。
菊池桜祭りソフトテニス大会
今年は、一般の部へ吉田・前田ペアとシニアの部に井出・石橋ペアが参加。
…と思ったらSクラブのメンバーとペアで、田嶌氏と村上氏も参加していた。
今回の吉田・前田ペアは何シードかな?
楽しみにドローを見ると…。
≪ノーシード!!!≫
あれ?
昨年ベスト8じゃなかったっけ?
よく見ると、田嶌・佐藤(Sクラブ)ペアが第6シードに入っている。
…そうか。
お前のせいか…。
顔で笑って心で泣くとはこういうことかと前田氏実感。
ちなみに、村上・古澤(Sクラブ)ペアは第2シード。
しっかりと優勝狙ってもらおう。
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吉田・前田ペア
予選1試合目
VS長尾・宮内(鹿本高)
吉田氏、ストローク安定。
まぁ、ラリーは無かったので…。
一本打ちが安定していたと言うべきか。
前田氏、スマッシュ3ミス。
全く打点までいけてないことに気がつく。
また、ボレーもネットから離れすぎてて、コースを変えることが出来ないことも気がつく。
4-0で勝利。
予選2試合目
VS山内・竹藤(翔陽高OB)
1ゲーム目はサービスキープ。
2ゲーム目は前衛を攻めて、あっさりとリードするも後半のミス連発でゲームを落とす。
3ゲーム目も同様。
…落とし方がよくない。
こういう悪い流れを作った時は、大抵全てが悪いほうに転がる…。
4ゲーム目1ポイント目。
相手のボールがネットインでポイントを落とす。
ほぉ~らね。
そんな嫌な感じを漂わせながら、逆転。
4-2で勝利。
彼らの敗因は雑さ。
我々の方が少し後半丁寧だったということ。
それだけ。
予選突破。
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田嶌・佐藤ペア
予選1試合目
VS中根・安井ペア(翔陽高)
そう、田嶌氏後衛。
シュートボールでガンガン攻めて打ち勝つ。
楽しそうだ…。
4-0で勝利。
予選2試合目
VS勝木・荒木ペア(大津高)
ファイナルゲームまでもつれる。
相手もシュートボールを打てるペア。
田嶌氏のボールスピードの優位性は無い。
泥試合で勝利。
田嶌氏、後衛の限界に気がつく。
予選突破。
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村上・古澤ペア
予選1試合目
VS永田・江口ペア(城北高)
見てないけど4-0で勝利
予選2試合目
VS平井・萬平ペア(玉名工高)
見てないけど4-1で勝利
予選突破。
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井出・石橋ペア
予選1試合目
VS正宗・稲守ペア
井出氏のボールが長く、そして深い。
いいシュートボールが飛んでいる。
そして石橋氏もいいポーチボレーが何本も!
0-4で敗退
…アレ?
予選2試合目
VS後藤・田畑(中ボス)ペア
井出氏のボールが長く、そして深い。
いいシュートボールが飛んでいる。
そして石橋氏もいいポーチボレーが何本も!
0-4で敗退
…アレ?
…勝負どころでポイント取れていないのか。
まぁ、いいプレーが多かったのは好材料なのだが、やはり凡ミスも多い。
このあたりの安定性が課題かと…。
エキシビジョンマッチ
VS水上・正木ペア
スコア不明ながらも勝利。
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この日は日差しも強く、気温もかなり上がってきた。
お昼頃、我々の横に陣取っていたTODの≪あのお方≫が騒ぎだす。
いつも圧倒的な重低音の声で、相手を意味無く恐怖させる。(でも実はやさしい。でも接客業には向かない。)
大会には参加していないので、ちょっとストレスが溜まってらっしゃるのかもしれない。
「なんでココには日陰がないんだヴォオイ!!」
日影に場所をキープしている団体を指差して…
「あいつらが6時に場所取りするなら、5時に行けといつも言ってるだろうヴォオイ!!」
…なんて理不尽な。
でもまぁ、大会に参加している自分のチームの選手の為に、お昼ごはんをわざわざ買いに行くところなんかが、≪でも実はやさしい≫の部分なんだろう。
今回もネタの提供ありがとうございました。
≪感謝≫
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吉田・前田ペア
決勝トーナメント1回戦
VS早稲本・林(鹿本高)
なかなかの身体能力。
1ゲーム目をのびのびとプレーされ、取られる。
その後、4ゲーム連取で勝利。
後半、勝手に相手がプレースタイルを変更し自滅。
要所要所を締めて2ゲーム連取したことにより、相手が弱気になった感じかな。
4-1で勝利。
準々決勝
VS藤本・濱村(菊池郡市・玉名)
1ゲーム目。
吉田氏のダブルフォールトからスタート。
そして、2ポイント目もダブルフォールト。
…。
流れを変えないと…。
前田氏のサービス。
ダブルフォールト。
0-3。
最悪のスタートで始まる。
1ゲーム目を落とし、2ゲーム目。
一方的に攻撃されている状況から一矢報いる為に無理な攻めを行い、更に悪化する。
ずるずると0-3とがけっぷちに。
4・5ゲーム目は若干相手の気が緩み、接戦ながらもゲームを取る。
6ゲーム目も接戦。
相手の厳しい攻撃が微妙にアウトするという幸運もあり、一時はゲームポイントを掴むも届かず…。
結果、2-4で敗退。
ホント、序盤の気負いが無ければもう少し…という試合。
ベスト8。
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田嶌・佐藤ペア
決勝トーナメント1回戦
VS江口・中嶋ペア(阿蘇クラブ)
見てなかったが、1-4で敗退。
田嶌氏、ロブが打てなかった…との敗戦の弁。
田嶌氏は試合後、わいわいG熊本のメンバーがまだ残っているというのに、飲み会があるとか言い訳をしながら先に帰宅。
その際の言葉。
田嶌氏「クラブ対抗に向けて、前衛に専念します。」
…
当たり前だ!
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村上・古澤ペア
決勝トーナメント1回戦(準々決勝)
VS永田・岡島(鹿本高)
4-2で勝利。
準決勝
VS猪古・福島(玉名工高)
4-2で勝利。
決勝戦
VS高椋・池田(玉名工高)
序盤は安定した攻撃と相手のミスもあり、2-1とリード。
見学していた吉田氏は、もう大丈夫だろうと男子の決勝に視線を移す。
前田氏は一抹の不安がよぎっていた。
後衛力はほぼ互角。
前衛力は相手がやや上。
単純に相手が試合ベタなのが、リードしている要因なのでそこが修正されたときにまずいかもしれない…。
そんな不安を感じていたら、その不安が的中。
前衛がストロークでの無理な勝負を封印し、前での仕事に集中しだす。
こうなると、厳しい。
そのまま2ゲーム連取され、ゲームカウント2-3。
そしてポイント3-0と相手のリード。
トリプルマッチポイントを握られ、ほぼ絶望。
そして、相手のサービス。
ダブルフォールト。
流れが変わる。
更にダブルフォールトを重ねた高校生。
痛恨の逆転を喰らう。
そしてファイナルゲーム。
一進一退の試合になるも、相手前衛勝ちたいという気持ちからの力みが試合を分ける。
痛恨のスマッシュミスを2本、他決定機を逃した相手に勝利の女神は微笑まず…。
4-3で勝利。
優勝。
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村上氏、クオカード5000円分を獲得!
死闘を勝ち残った村上氏へ、前田氏がねぎらいの言葉をかける。
「ナイスガスト!」
2人のハイタッチの音が、澄み切った春の空に響き渡る。
(豆知識:クオカードはジョイフルでは使用不可との事、ガストでは使用可。)