2015/9/13西日本選手権長崎大会

約束の日、迫る。

今年もやってきた!カントリーゴール…。
じゃなくて西日本選手権長崎大会。

今年は…。
「前田君、全日本シニアの視察行く?」
と聞かれ…。

あぁ、この日は西日本選手権長崎大会の日だ…。
「もちろん行きます!」

と即答し、いけなくなる予定だったが…。

「この日は県民体育祭が熊本市であるので、前田君には広報として写真を撮ってもらわないといけないから全日本シニアの話は無しね。」
と言われたため、

「じゃ、長崎に試合に行きます。」
と返事して、元サヤに納まった。

そんな所以がある大会。

今回の参加は吉田・前田ペアのみ。
前回参加した西山・角ペアはのうち、西山氏は遠く単身赴任でエロおじさんとなり、角氏は現在都会の波に飲まれ沈没中である。
もはや帰ってくることはあるまい。

その為、前日の前夜祭は寂しくも脂の乗ったおっさん3名で行われる予定なので、とりあえず午後3時に出発。
一路もてなしてくれるおっさんがいる諫早へ向かう。

高速で約2時間半、諌早グリーンホテルに到着。
午後6時、もてなし隊隊長の松尾氏登場。

近場の居酒屋へ。
去年も同じ店。

同じ位の年齢の人とのテニス談話は楽しい楽しいとご満悦の松尾氏。
いいおじいちゃん孝行が出来たと思った。

===

翌朝諌早から長崎へ向け3人で出発。
受付すると、前年優勝の石矢氏とも松尾氏ともまた当たらないことを確認。
なかなか縁が無い。

吉田氏は約1月ぶりにボールを打つことに。
それでも朝のコート開放では、松尾氏のほうがよっぽど酷い。
ま、後はそこそこ打てればいいが。

開会式後、成年の部は3試合目から組んであるので、吉田・前田ペアの試合は5試合目。
時間があるので前田氏、近くの平和祈念像を見学に。
結構な人だかりだったが、聞こえるのは聞きなれない言葉。
韓国人か?中国人か?
なんだか日本人は前田氏ひとりのようだ。
すごい違和感を覚えそそくさと退場。
小学校以来となる平和公園は、ちょっと景色が違ってた。

コートへ戻る

===

初戦。

第一シード。
吉田・前田ペアの大学の後輩、石矢氏の試合が始まるところ。
石矢氏の調子はそう悪くないのだが、ペアの鳥巣氏の調子がよくない。
なんか自分の打球が早すぎてコントロールできてない様子。
もつれて④-3でなんとか勝利。

次は松尾氏の試合。
ペアは永石氏。
彼は熊本学園大出身だったそうだ。
そう聞くと見覚えがあるようなないような…。
永石氏、あらためて打ち方を見るとまあバランスの悪いこと。
どう考えても、無理して打ってる。
もう少しスピードを落として打つと安定するのだが…と思ってみていたが、早く打ってもある程度安定している。
…気合でなんとかするタイプらしい。
なんとかなってるのでいいんじゃないかな、うん。
松尾氏は感覚が戻らない様子。
しかし、徐々に感覚を掴み、最後は押し切る。
声を出すことの効能だね。
④-2で勝利。

吉田・前田ペア。
相手は第2シード。
下村・阿比留ペア(長島ITC)
初戦ということもあり、相手のサービスも攻撃的ではない。
なんとかごまかしながら試合し、1ゲーム目を取る。
そして2ゲーム目以降のサービスゲーム。
意識したかは別として、激しいゲームとなる。
サービスで徹底的に崩し、ポイントを取る。
前田氏のファーストサービスは7~8割くらいの確率だったのではないだろうか。
スピードは超高速。
さすがに相手が上手くあまりサービスエースは取れなかったが、攻めとしては充分すぎるレベルであった。
吉田氏も前田氏のサービスが良かったとのこともあり、2本中1本取れればいいからという楽な気持ちだったとのことでいいサービスを連発。
第2・4ゲームはサービスでゲームを取る。
反面、レシーブゲームは攻め手に欠ける。
当たり前なんだけど、どうしても吉田氏のストロークが納まらない。
拡散波動砲は拡散しすぎてなかなか狙ったところに飛んでいかない。
特に5ゲーム目は前田氏もボロボロ。
それでも5ゲーム目を終了時点で3-2でリード。
しかし、6ゲーム目。
前田氏のサービスは悪くは無いが、若干確率が落ちる。
ダブルフォールトも前田氏1本吉田氏2本。
で、ファイナルゲーム。
序盤リードを許すも、前田氏の後衛や相手のダブルフォールトで同点に追いつく。
迎えたマッチポイントで吉田氏の中ロブが相手前衛が無理して触り、チップ。
④-3で接戦を制す。

2試合目。

石矢・鳥巣ペア。
初戦と同じような調子。
鳥巣氏復調せず。
1-④で敗退。

永石・松尾ペア。
相手は左利きのハードヒッター。
タイミングで打つタイプらしいが、永石氏の早いボールにタイミングを合わせてるような感じで、遅いボールにタイミングが合わせられていない。
餌食。
④-1で勝利。

吉田・前田ペア。
相手後衛は豪腕ハードヒッター。
佐藤・徳永ペア(南島原市連盟・雲仙市連盟)。
前田氏、スピードボールに反応出来ず。
吉田氏、スピードボールに対応出来ず。
コテンパン。
0-④で敗退。

3試合目。

石矢・鳥巣ペアVS永石・松尾ペア。
勝ったほうが優勝という状態。
が、石矢・鳥巣ペアは調子が変わらず3ゲームを連取される。
調子に乗る松尾氏。
石矢氏、開き直って打つ。
石矢氏曰く、動き出しは見えていた…との事。
松尾氏のポーチに対して少しコースを変えミドルを抜く。
試合は徐々に互角の展開へ。
しかし、鳥巣氏だけが今回取り残されてしまった。
昨年の大会のような軽やかな動きは随所に見られたが、どうにも安定性に欠いた。
結果④-1で永石・松尾ペアの勝利。決勝進出。

吉田・前田ペア。
対戦相手は田中。上笹貫ペア(音無クラブ・三菱重工長崎)
田中氏は前田氏が後衛をやったような感じの曲者である。
その前の試合でも第二シードの下村・阿比留ペアの調子を完全に崩し、ファイナルで下している。
で、そのペースに翻弄。
4ゲーム目にしてやっと前田氏癖を掴むも時既に遅し。
0-④で敗退。

決勝戦

永石・松尾ペアVS佐藤・徳永ペア(南島原市連盟・雲仙市連盟)。
佐藤・徳永ペアが有利かと思っていたが、松尾氏徹底的に佐藤氏のボールからポイントを奪い、後半は佐藤氏安心して打つところがなくなる。
常に松尾氏を意識している状態。
序盤はリードを許すも挽回して2-3で迎えた6ゲーム目の2ポイント目。
永石氏が突如足を引きずる。
が、タイムは取らない。
そのままの勢いで6ゲーム目を取り、ファイナルへ。
しかし、その時点で足の異常に気がついた松尾氏。
ファイナルゲームの1ポイント目、決めようと気負いすぎスマッシュを失敗。
その後はズルズルとポイントを失っていき、ファイナルゲームは大差で敗退。

足がつっていたとの事。

残念ながら後1歩であった。

===

吉田・前田ペアは、また来年頑張ることにします。
ちなみに懇親会(前夜祭)は、来年は長崎市内で開催。
おっさん3人におっさん2人(石矢氏・鳥巣氏)を加えて、おっさん5人で実施予定です。

2015/9/13西日本選手権長崎大会」への2件のフィードバック

  1. 勝った試合のファイナルの中ロブのチップは3本あったので、相手も多少焦ってたのかもね^_^
    負けた試合は、1試合目勝ったもんだからいつもの調子で入っちゃった(ー ー;)欲が出たね
    おいらの場合頭では対応、身体ついてこないって状態
    やっぱり練習って大事だよね( ̄▽ ̄)
    課題が明確になったとこで、また来年頑張ろう

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