集合時間8:15が過ぎた。
遅れて、木下氏、宮本氏がやってくる。
そして8:30。
野田氏がやってくる。
うん。
最近、野田氏の田端化が進んでいるような気がする。
(飲んではいないが…。)
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今回のメンバー。
Aチーム(2部)
野田・木下
吉田・宮本
村山・田嶌
Bチーム(3部)
吉岡・松村
木實・村上
久保田・大坪
Cチーム(3部)
笠・上坂
前田・西村
松本・石橋
今回前田氏はCチームなのでCチーム中心で。
あと、今日は執筆時間が取れないので手短に…。
===
Cチーム
=
初戦
VS九州森林管理局
1番手
松本・石橋ペア
④-2で勝利
2番手
前田・上坂ペア
④-2で勝利
3番手
笠・西村ペア
④-2で勝利
ここは予定通り。
まぁ、スコア的に接戦になってしまってるのがどうかとは思うが。
=
2試合目
VSWestスチームボーイズB
ここが最難関。
こいつら若いんだよな。
1番手
松本・石橋ペア
相手後衛の男の子は、もうガッツンガッツン。
スピードにやられまくる。
あっという間に0-3。
で、お決まりながら、相手が若干気を抜いてミスが出始める。
便乗して1ゲーム返す。
その後、相手が超攻撃的なボールを打てなくなったタイミングで松本氏ロブなどで相手を走らせ、更にミスを誘う。
相手がコチラのベンチ側のときは、前田氏ベンチからごにょごにょと相手後衛にプレッシャーを与え続ける。
これぞ団体戦。
これぞチームプレイ。
相手後衛、いい感じに崩れる。
そしてファイナルゲームまでもつれ、ポイントカウント3-1。
流れはコチラ。
変なことをしない限り勝利するだろうと思っていたところ…。
石橋氏、痛恨のダブルフォールト。
このポイントで4-1になるのと、ただで3-2としてしまうのでは大きく違う。
ファーストサービスが入らなかったときに嫌な予感はしたんだよな。
多分、本人にもプレッシャーがかかったのだと思う。
だからこそファーストサービスは入れないと…。
そしてその後はズルズルとポイントを重ねられ、相手にリードを許す。
相手がリードするということは、調子を崩していた決定力の高いシュートボールをまた打ってくるということである。
案の定、最後はその高速シュートボールでサイドを抜かれゲームセット。
良く戦ったが、あと一歩。
勝ち慣れていない試合の未熟さが出た感じだった。
3-④で敗退。
2番手
前田・上坂ペア
相手は上薗(女性)・松下ペア。
松ちゃん、ヘラヘラしてるわりに上手いからいやなんだよな~。
トスで勝ったのでいつもどおりサービスを取ろうかと思ったが、相手が女性なのでどの程度手加減すればいいかがわからない。
1番手負けたので勝利が最低条件。
なので…レシーブを選択。
で、後衛の上薗さんを前後にゆさぶってみたり、ロブで走らせて見たり、フェイントを入れながら打ってみたり、カットをかけてみたり、と好き放題やってみたが全てに対応されてしまう。
1ゲーム目を落とす。
…マズイ。
後衛力では勝てないと判断。
ギアを上げることにする。
サービスの…。
前田氏、前回の西日本長崎大会で使ったサービスへ切りかえる。
超高速サービス。
確率8割で。
まぁ、確率は実際7割くらいだったと思うが、上薗さんへイジメにも似たサービスを叩き込む。
そんなこんなでファイナルゲームまでもつれるたがギリギリで勝利。
④-3で勝利
そして3番勝負。
3番手
笠・西村ペア
あっさり敗退。
うん。
相手が強すぎた。
=
次の試合からはじゃんけんでペア決め。
しかしあるペアのみは赤い糸で結ばれていた。
第3試合。
VSスマイルクラブ。
1番手
前田・西村ペア
1-④で敗退。
相手は熊大の大先輩山崎さん。
前田氏、無茶はできないなぁとか思っていたら、西村氏空気を読みすぎボレーミス連発。
いつもの調子は遥か彼方に飛んでいった。
2番手
笠・上坂ペア
上坂氏は小技を覚えて安定感が増した気がする。
まぁ、空振り時の風切り音は相変わらずなのだが。
これで使いどころまで安定しだすと、元々のパワーがあるのでいいフェイントになる。
いい感じだ。
笠氏は…。
相変わらずである。
特筆すべき点が無いのはいいことなのか?悪いことなのか?
とりあえず勝ち。
3番手
赤い糸の松本・石橋ペア。
勝ち。
第4試合。
VS錦ヶ丘クラブ。
全ペア勝利。
おじいちゃん・おばあちゃん相手なので、まぁ上坂氏以外は万一ボールを相手に当てても重大事故にならない程度のスピードで試合。
試合中、時折相手ベンチから聞こえる、あたかも冥界からかすかに聞こえる人々のうめき声のような野次と応援に恐怖を覚えた。
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試合を終わって周りを見渡すと、Bチームが最終戦の真っ最中。
VS帯山クラブB。
ココまでどちらも全勝。
勝ったほうがリーグ優勝。
??
あれ?
ペアが違う。
1番手
吉岡・大坪ペア
2番手
村上・久保田ペア
3番手
木實・松村ペア
で、1番手は勝利。
で試合は2番手の真っ最中。
勝つためのオーダーとの事。
確かに強敵である。
で、相変わらず《みかこスゲー》って感じで勝利。
3番手は敗れたものの見事リーグ優勝を果たす。
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ちなみにAチームはその少し前、リーグ戦1勝1敗でTSC(2敗)と対戦中。
隣のコートでは春竹ファミリーA(2勝)と菊池郡市協会B(1勝1敗)が対戦中。
AチームがTSCに勝ち、かつ菊池郡市協会Bが春竹ファミリーAに勝てば2勝1敗で3チーム並ぶことになる。
で、Aチームは勝ったものの菊池郡市協会Bが敗れたため、残念ながら2位に終わった。
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で、3部決勝戦。
1番手
吉岡・大坪ペア
2番手
村上・久保田ペア
3番手
木實・松村ペア
今回、なぜナオが3部かというと…。
本人の希望である。
3部ならば勝てる。
3部ならば弱いものイジメのように対戦相手をコテンパンにすることが出来る。
…そんな理由からである。
なにがあったのか?
彼の心は壊れかかってるのだろうか。
いや、聞くまい。
心の治療にはその人の存在を肯定してあげること。
きっと、彼は試合に勝って、《自分はこのチームにいていいんだ》と再度認識したかったに違いないのだから。
ま、負けたけど。
で、みかこがやっぱり頑張って1-1。
舞台は整った。
いつもならここで登場。
数々の伝説と猥談を持つ男。
男「西山」!
しかし、もはや彼は過去の人である。
彼の後を継ぐだけのポテンシャルをもつ人間は、もうこのわいわいG熊本には存在しない。
全てのメンバーがそう思っていた。
…
否
我々はその歴史を目の当たりにする。
…
3番手
木實・松村ペア
圧倒的な力の差でゲームカウント0-3と追い詰められる。
それもそのはず。
普通の相手であれば充分試合になるのだが、このレベルの試合になると…。
木實・松村ペアの弱点は、木實氏のバックと松村氏全て。
もう一度書こう。
木實・松村ペアの弱点は、木實氏のバックと松村氏全て。
もう、ほんの僅かも勝つ見込みがないのであります。
「…」
「…ィス」
「…ナイスポジティブ」
それは約1年半前。
前田氏と村上氏・木實氏は七城テニスコートにて行われた大会で衝撃の人物を発見する。
《ポジティブ卿》
彼は身の上に振りかかる全ての事象を、ことごとくポジティブに乗り切ることの出来る勇者であった。
彼の名言。
ペアがボールをネットにかけてしまったときは、「ボール低いよ。」なんて責めたりしない。
「大丈夫!大丈夫!高くない!高くない!」と励ます。
何度も連呼されていた…
「ナイス!ポジティブ!」
…使いどころがわからないが、なぜか元気だけはもらえた。
そのポジティブ氏を心の師匠と仰ぐ木實氏が爆発する。
「□×○△◇!!!」
「ポジティヴ~~~!!」
「◎●△×■○◇!!!」
もう何を言っているかわからない。
副審をしながらみかこが腹筋を押さえている。
対戦相手も徐々に戦闘意欲を奪われていく。
力が入らない。
木實氏の周りに《it’s a KOHARU’s world》が広がっていく。
明らかに西山氏の《ERO ZONE》より強力である。
向こう3軒を《the world》に巻き込みながら1ゲームを吸い取っていく。
しかし、さすがに力の差は埋まらず敗退。
だが、片鱗は発現した。
極近い将来…新しい伝説が始まることは間違いないだろう。
Bチーム
準優勝