H26/2/23 高森インドア

久々の大会である。
毎年、この大会は他の大会と同じく午前中から行なわれていたのだが今年から午
後スタートの大会となった。
出発は10:30頃。
時間があったので息子の中学校の練習に混じって調整。
朝練やって試合だなんて本当に久しぶりだ。

10:45中根さんを回収。
11:00西村君を回収。
11:10石橋さんを回収。
いざ高森へ出発。

車の中では UVER WORLD のCDが流れる。
道中、前田氏と中根氏が口ずさみながら会場を目指す。
西村氏・石橋氏、まったく興味の無い楽曲を延々と聴かされ続ける拷問に耐え、
12:30試合会場へ到着!

高森地方は雪景色。
受付をすませ、おなじみのカイロと高森温泉館の入浴チケットを受け取る。
…ん?何か足りない…?

今回は屋外のコートが使用できず、まけたら終わりのトーナメント一発勝負。
Aチームの初戦は地元チームの「蘇陽B」、Bチームは「チームSenaka」だって。
よくわからん。
Aチームは2試合目、Bチームは1試合目に組まれている。

今回からこの大会、地元のスポンサーがついた。
「阿蘇の酒 れいざん」
で、参加賞に酒を出すと関係者から聞いていたのだが…、見事期待を裏切られた!
開会式のとき、その会社の社長さんが、試合の空き時間に蔵の見学へどうぞ!
だって。
そのとき試飲も出来るとのことだが、何か?酔っ払って試合やれとでも?
ま、そんな悪気は無いのであろうが、誤った情報を流してしまい期待していた人
には大変申し訳なかった。

試合は時間が押していることもあり、1回戦は全て5ゲームマッチ。
負けた場合、わざわざ高森まで来てわずか3ゲームで終了ってこともありうる。

で、初戦。
Bチーム。
メンバーは…、
村山・西村ペア
中根・山口ペア
高野・石橋ペア
で挑む。
村山氏・山口氏以外は無理やり集めたメンバー。

中根さんは大学で試験期間中で練習していないので「いや!」と言っていたの
を、いやよいやよも好きのうちってことで参加させる。

西村くんは昨年末より練習に参加しだしたのだが、基本中学までしか経験が無い。
その上ブランクも長く、大会に出るのはリスクもあったが男性の人数不足が深刻
だったので西村君のやさしさにつけこみ、強引な話術で参加させる。

石橋さんは、さらにブランクが長い。だが急激にソフトテニスをしたくなってい
る感覚は(勘違いかもしれないが)伝わってきた。
不安はあるものの、誘い方によっては断らない確信を得た状況で交渉。そして参加。

高野くんは、試合直前運良く(運悪く)練習に来たところを当日の都合を聞き、
何も無いことを確認し強引に参加を確約させる。
ま、予定があっても参加させていたが…。

という無理やり作ったチームで望むことになった。
実際、屋外のコートが使えて2試合出来れば楽しめると思ったからこそ強引に
誘ったのだが…、ちょっとというか大幅に予定が狂ったが…。
ま、参加者には今回の目的は温泉旅行ということを洗脳してある。
おまけの試合で文句をいう人はいないだろう。

とりあえず、相手はチームSenaka。
1番手は村山・西村。
相手の後衛は県民体育祭の出ていたという位の実力者。
しかし、1ゲーム目は村山・西村ペアがサービスキープ。
だが、2ゲーム目の村山氏の最初のレシーブ…。
相手のフォールトのボールを打ち損じ、体育館のデッドスペースへ打ち込む。
試合は中断、ボールもなかなか見つからない。
村山氏動揺。
しばらくして試合再開するも動揺治まらず、セカンドレシーブを無策に前衛に
もっていき弾き返されその後繋ぐもポイントを落とす。
そのまま第2、第3ゲームを落とす。
その後、徐々に立ち直りつつある村山氏。
ラリーにおいて、相手より先にミスしないようにいつもより丁寧に試合している
感じはある。
よって、いい展開で試合を行なっていたのだが…。
相手の後衛のサービスに、西村氏が対応できない。
それは仕方が無い。
いいサービスである。
そのため、村山氏が必ず自分のレシーブをポイントへつなげ、相手前衛のサービ
スの時のゲームポイントをどうにかするしかないという展開。
村山氏…。ねばった。
西村氏もなんとかしようという気持ちも伝わった。
が、相手前衛サービスでも、苦手なバック側にサービスが入ってきてしまえば西
村氏もどうしようもなかった。
数少ないチャンスをものに出来なかった村山氏。
最後は相手後衛のサービスエースの前に力尽きる。
1-3敗退。

2番手は中根・山口ペア。
相手はダブル後衛。打力もある。

…が序盤は淡白な展開。
お互いラリーが続かない。
どちらかがミスするか山口さんが決めるか…。
3本続かない展開でゲームが進む。

が、徐々に中根さんのボールが安定していく。
相手は変わらない。
若干余裕も出来、相手の陣形によってコースを狙う余裕も出来た。
気持ちの上で優位に立てば、相手もあせる。
その隙を見逃さない山口さんがじわじわと得点を重ねる。

3-1。
後半は圧勝。
だが、中根さんは自分のプレーに不満タラタラだったが…。

1-1で迎えた3番手勝負。
高野・石橋ペア。
練習不足なのが相当不安なこのペア。だが意外に健闘した。
残念ながらAチームが試合の順番になり、1ゲーム落としたところで自分の試合
に向かう。
挨拶をして試合を見に戻ると…。
2ゲーム目を取りゲームカウント1-1。
そして、高野氏のシュートボールが相手前衛のラケットを弾いている!
石橋氏のきれいなボレーがペアを…そしてベンチを盛り上げている。
とてもいい感じで試合をしていたが、やはり高野氏の練習不足は大きかったか…。
いいボールも多いがミスも多かった。
盛り上がる試合を演出してくれたが、残念ながら1-3で敗退。

チームは1-2で初戦敗退となった。

…Bチームメンバーは、ここから耐え難い苦痛の時間に襲われる事となる…

Aチーム。
メンバーは…
阿南・木下ペア
このみ・村上ペア
興梠・前田ペア

相手は蘇陽B。
ここは高森。
完全アウェーである。

1番手、阿南・木下。
相手の前衛は女性。
だが、容赦無く力とスピードで叩き潰しにいく。
1ゲーム目は寄せ付けない。
しかし2ゲーム目、たった1本のミスから会場が異様な雰囲気になる。
飲み込まれる2人。
これがアウェーの雰囲気か。
たて続けのミス。
1-1と振り出しに戻される。
3ゲーム目以降も雰囲気は変わらない。
相手も実力以上のプレーを見せ付ける。
結果は3-1と力の差を見せ付けたが、内容は散々。
2人は疲れ果てていた…。

2番手。
このみ・村上ペア。
このみ氏の地元でもあるため、若干アウェー感は減少。
このみ氏。「わー」とか「ぎゃー」とか、しっかり声を出してストローク。
声を出して打つことは大事なことだが、もっと違う言葉は無いのだろうか…。
このみ氏はこの日誕生日。
厳しいことは言わないでおこう。
村上氏の強力サポートもあり、見事勝利。

3番手。
興梠・前田ペア。
予定通り2-0で回ってきた。
もはや自分の試合結果はどうでもよい。
気楽にやろう。
対戦相手は、興梠氏の中学時代のコーチとの事。
興梠氏にとってもここはホーム。
アウェーは自分ひとりか…と思っていたが、心配されていたアウェーの洗礼は無
く、楽しく試合できた。
興梠氏、ミスをすると恩師よりアドバイスをもらう。
そんな恩師に対し、恩を仇で返す興梠君は素敵だった。

チームは3-0で勝利。2回戦へ。

そしてここから苦痛の時間が始まる。

Aチームが勝ってしまったっため、Bチームは試合が終わるまで帰ることが出来
なくなった。
Aチームの次の試合順は6試合目。
2試合目を消化したので中3試合ということになる。

…時間は15時。

徐々に会場の気温が下がってくる。
メンバーの顔色が血色を失いだす。
暖をとる方法は、最初に配られた携帯カイロのみ。

5試合目。
前回優勝のUDと高校全国チャンプのツボイ君率いるチーム日置の対戦。
全試合ファイナルまでもつれ、われわれの寒さもピークへ。
そしてUDが敗れるという番狂わせ!

やっと試合の順番が回ってくる。
時間は18時前。日も暮れている。

2回戦
VSチーム日置

1番手
阿南・木下。
稀に見る高速な打ち合い。
ツボイくんも凄いが、阿南も負けてはいない。
阿南・木下、高速戦を制し1ゲーム目を先取。
が、2ゲーム目からミスの差が出だす。
やっぱりツボイくんのスピードと安定性が際立った。
完敗。
でも阿南氏、なぜかボレーも1本決めた。
日ごろの練習の成果であろう。

2番手。
このみ・村上。
この2人、やっぱり集中すると凄い。
相手は高校生男子。相手後衛の通称は博士。データマンだ。
高校生男子相手にストロークで負けていない。
むしろ打ち勝っている。
このままいくと1-1で3番手勝負になるかも…と思っていたが…。
相手は年上女性に対する接し方を心得ていなかった。
まだまだ青いな…。
えげつなくもこのみ氏のバックへボールを集め、悲痛な叫びを上げさせるサディ
スティックなマッドサイエンティストに毒牙にかかり、美女2人は…。

試合は0-2で敗退が決まった。
でも、3番手まで試合をするそうだ。
こんなに押しているのに…。

この決断が次なる悲劇を生むことになる。

3番手
興梠・前田ペア
いつものごとく、1点取れればいいや位のノリで挑む前田氏。
1ゲーム目はやはり圧倒される。でも、1点は取った。
2ゲーム目のサービスゲーム。興梠が頑張りポイント2-0リード。
前田氏ダブルフォルトで2-1。
次のポイント、相手のレシーブの返球時、前田氏足を滑らせる。
「ビキッ」
ギックリ腰悪化。そして敗退。
負けた原因は「ビキッ」ではないが、いつもどおり前田氏が足を引っ張って終了。

0-3でチーム敗退。
結果ベスト8。

さて、温泉。
時間は18:40。
入浴時間1時間。

女性4名。

残念ながら混浴ではない。

浴場での詳細は秘密である。

各自、流れ解散。
お疲れ様。

前田車で帰宅メンバーは行きと同じ。
石橋氏・西村氏・中根氏の順で送り届ける。

石橋氏は予定通り自宅へ送り届けることが出来た。
しかし…。
西村氏は家が遠いため、あるお店に車を止めて待ち合わせをしていたのだが…。
そのお店の駐車場が営業時間終了に伴い施錠。

マズイ…。
西村氏の家は城山方面。…で、仕事は植木。車は必須。

が、店に光は灯っている。
従業員はまだいるはず。

と思っていたら案の定裏口が開いていた。
後はこことお客さま用駐車場がつながっているかどうかだが…。

…つながっていた。

ほっとした。

で、お腹すいたとわめく中根氏を無視して家に送り届け家に帰る。
自宅へ帰りつく前に買い物に連れて行かれ、その他もろもろで帰宅したのは
23:30…。

さすがに疲れた。

H26/2/23 高森インドア」への3件のフィードバック

  1. 試合お疲れ様でした( ^ω^ )
    すごく楽しませていただきました*(^o^)/*
    温泉も気持ちよかったです!

  2. 大会お疲れ様でした。
    勝敗はさておき、久しぶりに試合の緊張感を
    楽しめました。ありがとうございました。
    高野さん、足引っ張ってしまってゴメンなさい。
    前田さんの大会結果報告がどう料理されるのか
    楽しみにしていました。予想を超える面白さ。
    文才あるよね~
    それに別れた後そんなドラマがあったとは…

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